カッピングは、各社一定の基準を元にして行なっておられると思います。当社でも一定の基準(スペシャルティコーヒー規準参照)を持って日々テストをしていますが、ここで私達がいつも感じている生のコーヒーの情報を、カッピングを通じてお伝えできれば・・・と、コンテンツに致しました。 当社でもカッピングの審査は指定されたフォームで規定していますが、テストが終われば十人十色の個人的な好みでコーヒーの談義を致します。またテスト用のサンプル以外にも豊富にストックサンプルを置いており、色々なロースティング方法で焼いて、常にコーヒーを楽しむことにしています。
今までこうして集めたテスト結果は、農園や農協、シッパーなどにフィードバックしていたのですが、カッピングから見える今の産地の現状や今後の予測は非常に現実味があり、こうしたことをお伝えできればと考えております。当然この中にはコモディティー商品も含まれますし、スペシャルティコーヒーも含まれています。 今後の品質方針を決める時の傾向として見て頂くも良し、スペシャルティのチェックとしてお使いいただくも良し、コーヒーを飲みながら気軽に見て頂くも良し・・・。私達がカッピングでどのように感じたのか?ご興味がございましたら是非ご覧下さい。
始めのネガティブテストでも甘味が強く、澄んだ香りが特徴的に出てきます。ポジティブテストでは一層この良さが強くなり、コーヒーが持つポテンシャルの高さを感じ取れると思います。 久しぶりにどのロースティング度でも品質が高いと感じられる商品に出合えた感じです。これほどの商品はめったにお目にかかれません!!!
フィラデルフィアの味を一言で言い表すと【濃厚な蜂蜜】です。豆質が硬くレギュレーションよりも深くロースティングしたものもテストしましたが、直にエスプレッソにして飲みたい!と思える商品です。 とにかく濃厚ですので、使用は気をつけてください。
久しぶりにアシディティに10点を付けました。絶対に品質に自信のある商品です。濃厚な味わいの中に弾けるようなアシディティと長いアフターティスト・・・。どこをとっても非の打ちどころの無い商品です。
素晴らしいの一言で、これ以上の言葉が見つかりません!
サルバドルコーヒーとして、マウスフィールの量もそこそこありますが、質感が素晴らしいのが特徴的です。 バランスが非常に良いので、エスプレッソのベースなどには向いています。ただしあまり深煎りにするとこの良さは薄れるような気がします。
エルサルバドル・マラカラに雰囲気は似ていますが、明らかなリンゴのような明るいさわやかさと果肉が熟したようなブルーベリーの香りが特徴的です。 ちょっとだけエルサルバドルらしさが感じ取れますが、この透き通る感じを無駄にしない方が美味しいと思います。 ちょっと浅めがお奨めです。
エルサルバドルは、コーヒーの中でも女性的なイメージを持っていたのですが、ここ「マラカラ」は良い意味で裏切ってくれます。口当たりは濃厚ですが、後からすっと切れていく明るいさわやかさと、力強いコーヒー感は説明通り自然の力なのかもしれません。 カッピング後、残ったサンプルはカフェラテにして飲んでしまいました。独特のチョコレートフレーバーはミルクと合います!甘いです!明日の朝に飲む分を今からロースティングしたいくらいです。
フレグランスには、グレープ、チョコレート、オレンジが感じられ、フレーバーでは、はっきりとしたフローラルが印象的です。 フレーバーには、ストロベリー、スパイシーなタバコが加わり、バランスは非常に良い商品です。スイートネスはスイートチョコレートのような柔らかな甘さがありますが、きりっとしたもはありません。全ての構成要素が柔らかでしっかりしたものになっています。
そのまんまダークチョコレートのようですね〜。バランスの凄さは、やはりエスプレッソなどのベース向きだと思います。最後に出てくるグレープフルーツやワインのような感じも力強さを感じます。昨年同様の素晴らしい出来上がりです。
マウスフィールに特化されており、深煎りほどその素晴らしさが理解できるように感じる。
これまた素晴らしいカップです。 クリアーで優しい甘味が残り、本当に女性的なイメージのコーヒーです。私はガツン!とくる男性的なイメージのコーヒーが好きですが、この可憐なイメージも好きになりました。オレンジのような爽やかさとふわっとした甘味が身上です。
フラワリーな香りが強く、これにチョコレートとハニーの甘い香りが加わっている。 非常に精製が良いためかクリーンカップになっており、浅い煎りでもキャラクターがはっきりと現れる商品。
一般的なイルガチェフェと似た花のような香りがありますが、味は多少違います。ドギツイ酸味は全く無く、ちょっと上品なイルガチェフェといった感じです。花、紅茶の香りと澄んだ柔らかさは、砂糖やクリームを使わないか他にお勧めする一品です。
香りと明るさに特に優れており、マウスフィールがなめらか。
クリーンカップとスイートネス、フレーバーが際立っている。特にフレーバーでバニラを感じるが、これは今期入荷したグァアテマラの中ではこの商品だけ。
柑橘系の香りとナッツの香りがあります。マウスフィールは、少し弱いですが、クリーンカップが高いです。
これも何度もカッピングしました。いつも高得点が付く商品で、ロースティングによっての影響が少ない商品です。 特にチョコレートフレーバーは感動的で、日本人好みの味と香りがします。 またグァテマラは浅くロースティングすると独特の臭みが出るエリアがありますが、この商品には皆無で、ロースティング度合いがどこででも美味さを出してくれます。 私は週末に、このコーヒーの浅いロースティングと深いロースティングのブレンドを楽しんでいます。
全体的にすっきりとした味わいの中に、力強い酸味とバランスを持っています。
冷めた時にはグァテマラらしくない繊細さがあり、甘味が持続します。熟度の高さと精選の素晴らしさはカップから表現されています。
少し浅めの焙煎で、イエローブルボン特有の柔らかなシルキー感が出るようにするとGood!ですね。冷めてくると、スパイシー、フローラルな感じとチョコレートに似た甘さが何故かよく判ります。今年も限定で入荷ですが、買って絶対に損の無い一品です。
ロースティングで一番難しかった商品です。本当に何度もカッピングしました。ちょっとしたことで香りなど雰囲気が変わり、別物?と思わせるだけのコーヒーです。 上手くロースティングされるとワインのような香りが強く感じ取れます。この商品だけはロースティング度ではなく、ロースティングの方法が問われる商品だと思われます。
Kenyaに似た濃厚感と、ミルクチョコレートのような長く続く甘さがあります。“今年は凄いものを作るから!”と言うオーナーのトニーに二言はありませんでしたね〜。ちょっと高い商品ですが、それ以上の品質があります。
当社でもめったにお目にかからない国がニカラグア。中米大好き会社なのですが、本当に少ないので、サンプルはいつも多目に取っており、気が向くとロースティングしてテストをします。 この商品もさすがにオークション品だけあって香りは複雑です。ダークチョコレートにオレンジ、ナッツなどが一気に広がります。一言でこのコーヒーを表現すると、「一言で言えない美味しさ」です。 難しいです。でも素晴らしいです。限定品ですから早く飲んでください。
この商品をカッピングして、一番すごいのは最後に残る甘さです。エスプレッソなどのアフターテイストを求めるメインとしてはこれほど素晴らしい物はないと感じます。またロースティング時と同じイメージですが、甘い香りは蜂蜜とチョコレートのイメージがあります。ナチュラルに無いクリアーなブラジルをお求めであれば、一押し商品です!!!
濃厚な熟度の高いナチュラル。 選別・精選がよく香りが本当に豊かに感じる。
シトラス系の香りとスパイシーが混ざり、非常に明るいアシィディティとの印象が高い商品です。アフターティストも長くバランスがとれています。
カッピング時に湯を注いでモンデュール農園であることが判るほど他の商品と違うことが判ります。 まずキャラメルとチョコレートを足したような濃厚な香り、これに負けない濃厚な味があります。酸味は比較的強いのでしょうが、この濃厚な甘味が強いためにそれほど強く感じません。 深煎りであれば、ケニアに似た感じがします。