ルイス・アルベルト氏
エル・ボスケ農園は、ナリーニョ県コンセコから山を登った標高1933mに位置する2Haの小規模なコーヒー農園です。この農園は、現在のオーナーであるルイス氏が父親の代から引継いだ大切な農園です。ルイス氏は、コーヒー生産農家に生まれ、若い頃はお菓子やジャムを作る製菓会社に勤めていたそうです。今から40年ほど前の事だそうです。そこで5年務め、資金を貯め、ルイス氏は自分の農園を開始。父と同じように自身もコーヒー生産者になりました。当時の農園は、コロンビアとカトゥーラ3500本を植えるところからのスタート。開墾し、1本1本自分の手で苗木を植えた苦労は、今でも鮮明に憶えています。当時は、農園へ繋がる道路が無く、山道を登り、農園の往復も大変だったそうです。