チョロンギ・ファクトリー
チョロンギ・コーヒーファクトリーはムセカ・コーヒー生産者組合に所属するファクトリーの1つです。組合員は全体で約5600名の生産者が所属しており、そのうちの約1000名がチョロンギ・ファクトリーを利用し、年間で約250トンのコーヒーチェリーを納入しています。生産者個人での生産量は非常に小さいもので、平均して250本のコーヒーの木を生産していると言います。コーヒーは、マカダミアやユーカリ、グラビレアなどの木々をシェードとして利用しコーヒー生産を行っています。
ケニア チョロンギ AA
Kenya Chorongi AA
- カッピングプロファイル
- ブラックベリー、ブラックティー、ストーンフルーツ、ミルクチョコレート、ラクティク、スムースマウスフィール、ロングアフターテイスト
- このコーヒーのランク
- トップスペシャルティ
- 国
- ケニア
- 標高
- 1500m
- エリア
- ニエリ県ニエリ
- 品種
- SL28、SL34
- 農園名
- ムセカ農協
- 生産処理
- ウォッシュド（ケニア式）
- 包装/重量
- 30kgバキューム
- 生産者
- チョロンギ・ファクトリー
- 備考欄
- ー
- clip
- 商品に関するお問い合わせ
- このコーヒーのランク
- トップスペシャルティ
- 国
- ケニア
- 標高
- 1500m
- エリア
- ニエリ県ニエリ
- 品種
- SL28、SL34
- 農園名
- ムセカ農協
- 生産処理
- ウォッシュド（ケニア式）
- 包装/重量
- 30kgバキューム
- 生産者
- チョロンギ・ファクトリー
- 備考欄
- ー
生産農家に支持されるチョロンギ・ファクトリー
生産者に対するサポート
チョロンギ・ファクトリーは、CMS(コーヒーマネジメントサービス)のサポートを受け、品質の向上と生産者とのリレーションの強化を積極的に図っています。CMSは、生産者の生産トレーニングを通じて、コーヒーの品質と生産量を向上させることを目的とした組織で、トレーニングの他にもGood Agricultural Practiceと彼らが呼ぶ農業セミナーの開催やサスティナブル・ファーマーズ・ハンドブックと呼ばれる冊子を毎年更新して生産者に配っています。
こうしたCMSを利用したサポート体制を活用してきたチョロンギ・ファクトリーでは2010/11クロップで50,000kg以下だったチェリーの量が、2年後には250,000kgまで増加し、多くの生産者の生産量の増加と、幅広い生産者の支持を得ることができたと言います。
また、事前融資を受け取る事で、学校や農園を継続させていく資金的フォローや、チョロンギ・ファクトリーには試験生産を行うエリアがあり、最良の生産技法をデモンストレーションしています。
ファクトリーでのプロセス
こうして生産者の技術を向上させることで、ファクトリーには均一で熟度の高いチェリーが持ち込まれ、パルピング前後においても欠点のハンドピックが行われています。ウェットプロセスによりパーチメントにされます。パルピング後は発酵槽にて一晩の発行を行いウォッシング。その後ソーキングを行った後に、アフリカンベッドへ運ばれます。乾燥日数は気象条件や周囲の温度、ボリュームによって調整し、7日~15日かけて仕上げられます。こうした適切な生産処理を行う事で、ニエリ地区独特のジューシーで明るい酸を持ったコーヒーを生み出しています。
ワタルカップテイスター
コメント
WATARU CUP TAISTER COMMEBT
- 2022年コメント 風味の強さが魅力的
-
葡萄やグアバ、グレープフルーツ、スパイスなど複雑でエキゾチックな風味が特徴的です。ケニアコーヒーの中で希望頂くボディや風味の力強さがあり、ビッグボディ、ストロングなコーヒーかと思います。一方で、決して大味にならずに上品な甘さやアフターテイストまでの雑味の無さにはカップクオリティの高さを感じる事ができ、ポテンシャルの高さが伺えます。 ニエリとしては、やや重厚な風味バランスですが、ジューシーで力強いケニアをお探しの際には是非ご検討ください。
グレープ、スパイシー、グアバ、コンプレックス、ダークチョコレート、ジューシー、シロッピーマウスフィール、ウェルバランス、ロングアフターテイスト
- 2023年カッピングコメント ケニアらしいベリー感
- ベリー感とラクティクな酸の印象が特徴的なロットです。カシスやブラックティーなど往年のケニアコーヒーらしさのある風味特性に感じます。酸の印象も、シトラス系の酸や乳酸のような印象など温度帯によって奥行きや変化もあり、総じてジューシーな印象のコーヒーです。
PHOTO
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