歴史の遺産が残る地域
ブリサス農園は、カウカ県インサに位置する1.5Haほどの小さな農園です。北に標高5,364mのネバド・デル・ウイラ火山を望むパエス川へと続く中小の河川が通る自然豊かな渓谷地域です。この地域は1995年にユネスコの世界遺産となった先コロンブス時代の考古遺跡であるティエラデントロ国立考古遺跡公園でも知られ、地下埋葬所や墓穴群、記念碑的な像など多くの6-10世紀ごろの歴史的遺産が残る地域としても有名です。
2000年代初頭は反政府ゲリラの勢力範囲が点在し、アクセスが難しい地域でもありましたが伝統的にコーヒー生産が盛んな地域で、今では近年隣接するウイラ県やカウカ県でのスペシャルティコーヒー生産への流れを汲み、高品質なコーヒー生産において高いポテンシャルを見せ、期待されている地域でもあります。