サンタ・イネス農園
サンタ・イネス農園は、カルモ・デミナス市街から25km。マンチケイラ山脈の縁に位置するスル・デ・ミナス地域にあります。1979年にペレイラ・ファミリーが購入し、彼らファミリーのグループであるセルトン・グループの農園の1つとして高品質なコーヒーの生産を続けています。当時、農園内でコーヒー生産は行っていたものの、新しい農地の開墾やコンクリートパティオの建設を行い、その後もウェットミルやドライヤー、ドライミルなど積極的に投資を行い、品質を向上させてきました。
2005年には当時開催されたCup of Excellenceにて95.85点という他を寄せ付けない高評価で優勝を果たし、以降も継続的にCOEに輝き、2022年Cup of Excellenceにおいても14位に輝いており、長きに亘ってスペシャルティコーヒーの第一線で活躍しています。
現在は農学者の指導の下で最新の情報をアップデートさせながら、品種や苗の選択、土壌の特徴に応じた品種選定が行われています。また地形の関係でマシンによる収穫ができない為、コーヒーの収穫は地面を布で覆い品質を落とさないように手作業で慎重に行われます。