ウブンウェ・ウォッシングステーション
ウブンウェ・ウォッシングステーションは、2016年に取得し2017年から稼働を開始したウォッシングステーションです。ニャルシザやレメラの2つのウォッシングステーションを持っていたブフコーヒーでしたが、当時ドライミルは所有しておらず外部の輸出企業へ委託をしていました。しかし、更なる品質の向上や生産処理の探求を目的として自社でドライミルを持つことを決心し、キガリから20分ほどの地域で売り出されていたドライミルとウォッシングステーションが現在のウブンウェ・ウォッシングステーションです。 2017年からドライミルを本格的に稼働させ、ウェットミルもルワンダでは珍しいミューシレージリムーバーやフローター除去ができる最新鋭のピニャレンセ製のウェットミル設備を持っています。
ウブムウェ周辺の土壌は、リン酸が豊富なの肥沃な土壌です。リン酸はコーヒーの根や開花結実を左右する生育に必要な栄養で、終了を直接高める効果があります。ウブムウェはキガリに近いとはいえ標高が高く、標高1,550~1,700mに住む約700軒の農家からチェリーを受け入れています。また、ウブムウェCWSの特徴は、ドライミルとカッピングラボの設備を併設しているため、すぐに品質の確認ができることです。スタッフがタイムリーに品質をチェックできる事や、農家へのトレーニングも容易に行う事ができるため品質向上における優位性を持っています。また、森に囲まれたウブムウェCWSは、きれいな水を使い、排水処理もしっかり行うことで、周囲の自然を守っています。