低迷し続けるコーヒー国際相場の中、経済的問題を抱える発展途上国を救済するプロジェクトが各国政府やNGOにより始まりました。それは高品質のコーヒーを生産すれば、生産者に品質に見合う正当な還元ができるかどうかを検証するプロジェクトです。これと、ほぼ同時期に「テロワールがユニークな風味特性を持つコーヒーを育てる」という理念の下でスペシャルティコーヒーが誕生しました。
生産者側と消費者側の「同じ」熱い想いがそれぞれに立ち上がり、
1999年にICOのグルメコーヒープロジェクトの一環として、ブラジルグルメコーヒーコンペティションが開催されました。この審査会とオークションの効果が、のちのCup of Excellenceに発展していきました。そして、類い稀な風味特性を持ったコーヒーが、焙煎業者や消費者に大いに刺激を与えました。
現在では、我々のような輸入業者や焙煎業者が複数のコーヒー生産国がプログラムに参加することにより、お互いに有益な情報を共有し、高品質なコーヒー生産を目指す生産者とCup of Excellenceファミリーとでも呼ぶべき関係を作り上げています。