エル・ナランホ農園
エル・ナランホ農園は、ブエノス・アイレスを運営するバジャダレス・ファミリーが所有するヌエバ・セゴビア県ディピルトにある小さな農園です。この農園は、農技師でもあるルイス・エミリオ・バジャダレス氏が1990年に始めた農園で、彼らが所有する農園の中でも長い歴史を持つ農園の1つです。パンアメリカン・ハイウェイのほとりにあり、松の木に囲まれた過ごしやすい気候を持ちます。当時、5Haほどの土地にマラカトゥーラを植え、農園はスタートし、その後敷地内にラ・カンパーナ ウェットミルをつくり、エル・ナランホで収穫したチェリーはもちろんのこと、近隣の農家が生産したコーヒーの生産処理も手伝っています。自然林や水資源の恩恵を受け、素晴らしい風味を持ったエル・ナランホのコーヒーは、過去のCup of Excellenceにおいても複数回受賞を経験しており、多くのバイヤーを魅了しています。
ここ数年は、マラカトゥーラの他にマルセレージャやカトゥーラなど気候変動への調査もかねて多品種の生産も行っていますが、マラカトゥーラはエル・ナランホ農園を代表する品種として、30年たった今なお大切に育てられています。