ウイラ県スアサ
ロス・ポソス農園はウイラ県南部スアサに位置する零細農園です。スアサ川を中心とした標高1000mの谷あいにスアサの町があり、周囲に広がる山々でコーヒー生産が行われています。ロス・ポソス農園もスアサの町から曲がりくねった山道を進んだ標高1400mのサティア・ロス・チョロ村にあります。
農園のあるサティア・ロス・チョロは山深い僻地の村で、ウィルソン氏はスアサのコーヒー生産組合(ASOCAFE SUAZA)のメンバーとして周囲の小農家と協力してコーヒー生産を続けてきました。ASOCAFE SUAZAは、スアサに暮らす地元の農家が、コーヒー生産の知識を高め、コーヒーの安定した取引や必要なサービスを提供する事を目的に設立しました。特に田舎町では仲買人も多く、小規模な農家が十分な対価を得る事が命題でもありました。