ラ・ヴェロナ農園
ラ・ヴェロナ農園は、マタガルパ氏のラ・エスカレラ地区に位置する家族経営の農園です。農園の歴史は非常に古く、1920年から一世紀に亘って一族が受け継ぎ100年続く伝統ある農園です。現在は140Haの敷地の60Haほどでコーヒーを生産しており、1996年以降、高品質なスペシャルティコーヒーの生産にシフトし、マリアさんらマイレナ・ファミリーが新しい農園経営を実践してきました。その後、カップオブエクセレンスにも入賞し、マタガルパのスペシャルティコーヒーの生産を牽引してきました。
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ラ・ヴェロナ農園は、マタガルパ氏のラ・エスカレラ地区に位置する家族経営の農園です。農園の歴史は非常に古く、1920年から一世紀に亘って一族が受け継ぎ100年続く伝統ある農園です。現在は140Haの敷地の60Haほどでコーヒーを生産しており、1996年以降、高品質なスペシャルティコーヒーの生産にシフトし、マリアさんらマイレナ・ファミリーが新しい農園経営を実践してきました。その後、カップオブエクセレンスにも入賞し、マタガルパのスペシャルティコーヒーの生産を牽引してきました。
ラ・ヴェロナ農園では、アグロフォレストリーの栽培手法を用いた日陰栽培とリジェネラティブの基づいた農園運営を現在行っています。農場面積の35%、およそ50Haはニカラグアでも数少ないネブリセルバ(雲霧林)の保護区の1つである国立自然保護区【エル・アレナル】内に位置し、森林保護区として保全されています。この霧の立ち込める山岳地帯にはいくつもの湧泉があり、北に位置するラ・エスカレラの地域の飲料水にもなっています。また、この山岳地帯を水源としてヤシカ川の流域に水を供給し、豊かな生態系を保全する源泉になっています。
ヴェロナ農園の森林地帯は、この地域の動植物にとって重要な生息地・避難場所となっており、クロヒョウやジャガーといった中型のネコ科動物のほか、シカ、イノシシ、クズリ、リス、ケツァールやハチドリなど様々な鳥類が生息しています。
そうした環境ゆえに、生物多様性の保全、環境保護が農園にとって重要であり、機械による除草作業や防除のための除草剤の廃止、山岳地域の微生物を活用した土壌づくり、アグロファレストリーなど積極的に行われ、先駆的に生物活性の測定など持続可能なコーヒー農園の実践を早くから行ってきました。
収穫は低地では10月から行いますが、より高品質なコーヒーは12月-2月にかけて行われ、年によっては3月初旬まで続くこともあります。アグロファレストリーの恩恵を受け、時間を掛けて成熟したチェリーの糖度は高く、自然の恩恵をしっかりと受けている事も自慢です。ナチュラルプロセスは、木に実っているチェリーの熟度が最も均一で、集中している12月-1月にかけて行うのもラ・ヴェロナのこだわりの1つです。コーヒーは最適な熟度になったチェリーのみを収穫し、損傷を防ぐために木箱で運ばれ、農園の設備の中で未成熟や乾燥したチェリーなどを水槽で浮かせて取り除きます。その後、当日中に35Km離れたパティオへと運び込みます。
パティオでは、初期の2-3日はしっかりと水分を取り除くために薄く敷き詰め日光を当てて乾燥を促します。その後は日陰に設置された通気の取れたアフリカンベッドに移し、攪拌と選別を繰り返しながら3-4週間かけて、じっくりと仕上げていきます。
近年は、マルセジェサ種やパライネマ種、アララなど近年リリースされた新品種の生産を本格化させ、アグロファレストリー農法との相性が良く、将来の温暖化や耐性を考慮した高品質な品種を試みています。
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