彼らのベンチマークとなる農園
エル・スヤタル農園は、ブエノスアイレス農園などニカラグアの名門農園をいくつも抱えるバジャダレス・ファミリーが所有する農園の1つです。この農園は、ホンジュラスとニカラグアの国境を跨ぐセロ・ラ・ピコナの標高1300~1600mの山中に位置します。1970年代から父であるエミリオ・バジャダレス・セラヤ氏が興した農園で40年以上に渡ってカトゥーラ種を大切に育て続けています。現在は、両親や兄弟それぞれで役割を分担し、ルイス・エミリオ・バジャダレス・アセベド氏が、農業エンジニアとして全ての農園の管理を行っています。
そして、エル・スタタル農園は、2006年彼等にとって初めてCup of Excellenceを受賞した農園で、以降10年間で20ロット以上のCOE入賞を果たしてきた彼らの礎であり、ベンチマークとなる非常に重要な農園の1つです。また、ニカラグアでも取り分け標高が高く、厳しい生産環境は、コーヒーにとって理想的な気候条件であり、爽やかで美しい風味を生み出しています。