コーヒーの発展と継承を
エル・プラン農園は、1930年祖父にあたるコスティーノ・マドリッドによって開拓され、一家代々コーヒーの生産が引き継がれてきました。コーヒー生産事業を次世代に継承するべく、一家は代々、コーヒー産業の発展に貢献する事を目標に、誇りを持って生産に従事してきました。現在は2代目のエステバン・マドリッドと3代目となる息子たちの手によって、2008年のCOE優勝を皮切りにホンジュラスのスペシャルティコーヒーを代表する農園として成長を続けています。
ホンジュラス エル・プラン パライネマ アナエロビックウォッシュド
Honduras El Plan Parainema Anaerobic Washed
- カッピングプロファイル
- フローラル、アプリコット、レッドアップル、ミント、ダークチョコレート、ブライトアシディティ、ラウンドマウスフィール、ロングアフターテイスト
- このコーヒーのランク
- トップスペシャルティ
- 国
- ホンジュラス
- 標高
- 1400m
- エリア
- サンタバルバラ県サンルイスプラネス
- 品種
- パライネマ
- 農園名
- エル・プラン農園
- 生産処理
- 嫌気性発酵を伴うウォッシュド
- 包装/重量
- 30kgバキューム
- 生産者
- エステバン・マドリッド
- 備考欄
- ー
- clip
- 商品に関するお問い合わせ
- このコーヒーのランク
- トップスペシャルティ
- 国
- ホンジュラス
- 標高
- 1400m
- エリア
- サンタバルバラ県サンルイスプラネス
- 品種
- パライネマ
- 農園名
- エル・プラン農園
- 生産処理
- 嫌気性発酵を伴うウォッシュド
- 包装/重量
- 30kgバキューム
- 生産者
- エステバン・マドリッド
- 備考欄
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コーヒー産業に誇りを持ち、次世代へ
土地がもたらす特徴的な微気候
農園は、サンタ・バルバラ国立公園の北側の麓にあり、特徴的な日照条件・微気候の下コーヒーが栽培されています。山の北側に位置する事からも、収穫は2月に始まり6月までかかると言います。この5か月間に8回の収穫を行うという長丁場の収穫は、中米の最標高のエリアでも1月～4月という中米のシーズンにおいて、特異な微気候だと感じて頂けるのではないでしょうか。
乾燥はビニールハウスを使用し、3段のアフリカンベッドによるスロードライタイプ。ここで半月かけて乾燥が完了します。現在はこれに加えて、より大きなビニールハウスを増設し、ウェットミルも造り替えました。新設のビニールハウスでは、上部に溜まる熱や湿気のこもりを改善し、船積み後も長期間にわたって品質の劣化が無いように工夫をしています。
パライネマ品種
今回買い付けたパライネマという品種は、同国のパライソ県で発生した線虫(ネマトード)による根の被害に耐性の強い品種として生まれた、サルチモールの系統選抜品種になります。近年、病気への耐性を持った品種が、ホンジュラスを支える原動力となり、その品質もCOEに代表されるように各国で評価がされています。パライネマもCOE1位を獲得するなど、そのスパイシーで爽やかな風味が多くのバイヤーを魅了しています。
ワタルカップテイスター
コメント
WATARU CUP TAISTER COMMEBT
- 2020年コメント 農園として初めての嫌気性発酵プロセス
-
パライネマ独特のクセのある風味で、スパイシーさやビター感、オレンジのような風味が特徴のコーヒーです。今期より、嫌気性発酵工程を取り入れたウォッシュドコーヒーを生産しており、通常のウォッシュに比べると質感の重厚感やコク、風味の輪郭の太さなどに表れているように感じます。あくまでも発酵後は、水洗して乾燥を行っているので、質感の変化に留めているような印象です。
また、この嫌気性発酵のタンク内での発酵ムラ(タンク上部)から生豆においてもオレンジ色の生豆がまばらに混じっています。生産者の意図として、脱殻後のドライミルでの選別でも意図的に取り除かないようにしているとの事で、今回は彼らの意向から輸入しております。
元々、品種由来の個性があり一癖ある銘柄ですが、今期もパライネマを楽しんで頂ければと思います。
オレンジ、ライム、レッドアップル、スパイシー、ハニー、シュガー、スムースマウスフィール
- 2022年コメント プロセス、品種それぞれの味
- レッドフルーツ系の華やかなフレーバーが特徴的で、明るい酸の印象度、ボディ感、アフターテイスト、クリーンカップと質の良さが光るロットになっています。温度帯が高い前半のカップでは、非常にフルーティでプロセスならではの円熟した風味のキャラクターがあり、後半になるにつれてパライネマならではのオレンジピールやミントのようなアロマ、程よいビター感が加わるような変化・印象を受けます。全体のバランスの良さやクセの塩梅の良さが感じられ、例年以上に完成度の高い心地よいコーヒーに仕上がっています。
PHOTO
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