Name: ホンジュラス サン・ルイス農園 パカス ウォッシュド
SKU: 1052911
Price: 9450 JPY
Availability: OutOfStock

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ホンジュラス　サン・ルイス農園　パカス　ウォッシュド

Honduras San Luis Pacas Washed

カッピングプロファイル: レッドカラント、レッドアップル、ブラックティー、ハーブ、ビターキャラメル、マリック、ラウンドマウスフィール、

このコーヒーのランク: スペシャルティコーヒー

コーヒーピラミッドについて

国: ホンジュラス

標高: 1550m

エリア: サンタ・バルバラ県サン・ルイス・プラネス

品種: パカス

農園名: サン・ルイス農園

生産処理: ウォッシュド

包装/重量: 30KGバキューム

生産者: フェリシアーノ・サビリオン

備考欄: ー

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このコーヒーのランク: スペシャルティコーヒー

コーヒーピラミッドについて

国: ホンジュラス

標高: 1550m

エリア: サンタ・バルバラ県サン・ルイス・プラネス

品種: パカス

農園名: サン・ルイス農園

生産処理: ウォッシュド

包装/重量: 30KGバキューム

生産者: フェリシアーノ・サビリオン

備考欄: ー

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サンタバルバラ県

サンタバルバラ県はホンジュラス北西部に位置し、県内で広くコーヒー生産が行われています。IHCAFEのコーヒー生産区分では、西部はコパン、南部はオパラカ、東部はモンテシージョスの地域区分とされており、県内でも微気候や風味傾向が異なる珍しいエリアでもあります。サンタバルバラ県南西部、ヨホア湖西部のサンタバルバラ山周辺のエリアが県内で最も有名なコーヒー生産地で、この地には多くのCup of Excellence受賞農園が点在します。歴史を有し、比較的大きな農園もあり、マラカラに次いでホンジュラスコーヒーの代表的エリアともされます。

サンタバルバラの微気候

多雨で湿度が高いエリアで、開花・収穫共に最も遅い事が特徴で、標高1400-1600m台でスペシャルティコーヒーが生産されています。2007年のCOEでブレイクしたエリアで、その後ブレイクしたマドリッド一家のパライネマ種なども多雨で根腐れ病の被害が多かったこの産地に適合させた品種です。収穫期は最も長く6月ごろまで掛かり、後半は開花時期と被る事ほど。湿潤で日中も霧に覆われる事も多く、低温多湿を好む病害虫(Ojo de Galo)を防ぐためにもシェードツリーなどはあまり見かけず、風通しを良くしている傾向も持ちます。雨量は多い年は4000mmにも上り、同国内でも多雨なエル・パライーソよりも多く、上述した線虫による根腐れ病(ネマトード)の耐性のあるパライネマ種が有用な地域です。

サン・ルイス農園

サン・ルイス農園を営むフェリシアーノ氏は、若くからコーヒー農園に従事し、小さな面積でしたがこのサン・ルイス農園を購入しました。数ヘクタールだったこの農園も、毎年の利益を投じながら少しずつ拡大・開拓を進め、今では8Haの農地で年間65袋ほどのコーヒーを生産しています。これまではチェリーで地元のバイヤーに卸していましたが、チェリーでの売買は品質が適切に評価されず、苦労をかけても高い価格で買い取ってもらう事はできませんでした。その為、農園にウェットミルや乾燥場を作り、自信を持ったコーヒーを自分の手で生産処理まで行い、高品質なコーヒーとして流通・販売したいと考え、設備投資を行い果肉除去機の購入、発酵槽の建設などを行いました。その頃、近隣にも高品質なスペシャルティコーヒーとして評価を得て、国際的に取引されている農園も増えており、地域の生産者や農技師の指導を受け、スペシャルティコーヒーの生産を開始しました。　コーヒーチェリーの収穫は1月～5月と長期に亘って行われ、収穫日は早朝から収穫し、午後にチェリーを運び込み、水槽でフローターの除去・選別を行い、当日中に果肉除去が行われます。その後、発酵槽で24時間の発酵工程を経て、水洗しミューシレージを削ぎ落し、乾燥場に移します。乾燥はサンタバルバラの気候ゆえに20日間かけてゆっくりと行われ、適切な水分値に仕上げられます。
　フェリシアーノ氏にとって、国際的な市場に自身の名前、そして農園名で販売するのは2022年が初めてとなり、将来へ大きな期待を抱いています。スペシャルティコーヒーの生産を通じて、品質を高めながら農園を広げていきたい。そして家族を喜ばせたいと語ります。

ワタルカップテイスター
コメント WATARU CUP TAISTER COMMEBT

2022年カッピングコメントサンタバルバラらしさが魅力: サンタバルバラのコーヒーの要望を頂いていたこともあり、地域のらしさを感じて頂けるようなコーヒーとして今期買い付けました。オレンジやレッドアップルのような果実味と共にブラックティーやハーバルなアロマが特徴的で、ミディアムなボディ感と香ばしさなど素朴で奇をてらわない伝統的なサンタバルバラコーヒーに感じています。明るさやジューシーさなど高地のコーヒーのようにフルーティな銘柄ではありませんが、この地域ならではの”クセ”を楽しんで頂けたら幸いです。個人的にはブレンドで風味のアクセントにも使って頂きたい、そんな銘柄です。