ナリーニョのコーヒー
ラ・パンパ農園は、エクアドルとの国境に面したナリーニョ県に位置しています。ナリーニョのコーヒー農園にはアンデス山脈に連なる高い山々に囲まれた農園が多く、このラ・パンパ農園もその一つです。標高の高い寒冷地でのコーヒー栽培は非常に難しいとされていますが、ナリーニョは北緯1度に位置するため日射量がとても多く、その恩恵を受けて谷の底に蓄積熱として溜まったものが、夜に暖かい空気として上昇し寒さを和らげるため、ナリーニョのような高い標高でも栽培が可能とされています。 また、近年ナリーニョでは政府が小農家に対して積極的に支援を行ったことで、生産者は新植を行い生産量も増えており、改めてナリーニョ産のコーヒーが注目されるようになりました。