ウォルカ・サカロ・コーヒーウォッシングステーション
ウォルカ・サカロ・コーヒーウォッシングステーションは、コーヒー産地区分であるイルガチェッフェ地区、行政府分では南部諸民族州ゲデオ県ゲデブ郡ウォルカ地区の標高2000mの高地にあるウォッシングステーションです。Tracon Tradingが所有するウォッシングステーションで、近隣に暮らす小規模生産農家から運び込まれたチェリーの生産処理が行われています。品質向上に向けて様々なルール作りを行っており、持ち込まれたチェリーは、プロセス前に再度ハンドピックが行われ、未熟豆、過完熟豆は取り除き、均一性の高い完熟のチェリーのみを厳選し、ウォッシングステーション側がチェリーの受け入れを行います。こうすることで、結果的に生産者の意識や収穫精度が高まり、毎年安定した品質を目指しています。
170基もの乾燥テーブルを持ち合わせており、各ロットには乾燥テーブル番号が記録され、乾燥開始日やその後の状況、ハンドピックの管理や水分値などが記録され、管理されています。そしておよそ3週間の乾燥日数を経て、水分値を11.5%に仕上げていきます。