ラ・ミナ農園
ラ・ミナ農園を営むジェイソンさんは、22歳の若き生産者の1人です。サッカー選手だった彼はCovid-19によるパンデミックをきっかけにサッカー界を引退し、コーヒーの世界に足を踏み入れました。自身が生まれたナリーニョの町に戻り、この地で長年コーヒーの生産に携わってきた父や祖父のもとで働き始め、コーヒー生産に魅了されます。そんな彼がコーヒー生産者として抱いた目標の1つがCup of Excellenceの受賞でした。
自身が生産したコーヒーの品質が国際的に評価され、オークションにかけられるコンペティション。それがどんなものなのか、どうすれば参加できるのか、品質を高めるにはどうすればよいのか、彼はCup of Excellenceを1つの目標として、コーヒー生産に没頭したと語ります。そんな目標の下で、コンペティションに自分自身が参加できるように、祖父から農園の管理やコーヒー生産の多くを学び、少しずつ自分の手でコーヒー生産ができるようになりました。
そして、2022年。Cup of Excellenceのコンペティションにエントリー。残念ながらCup of Excellenceを受賞する事はできませんでしたが、国内審査を通過し、ベスト40のロットの1つとして国際審査ステージまで進むと言う大きな前進がありました。