ベンコーラン・デュア農園
ベンコーラン・デュア農園は、スマトラ島西部のジャンビ州クリンチ、グヌン・トゥジュのペンコーラン・デュア村の1600mに位置する小さな農園です。スマトラ島最高峰で標高3805mの活火山であるクリンチ山の斜面となる地域で、ミネラルと水捌けや保水性に優れた火山灰土壌からコーヒー生産に適した土地とされ、スマトラ島のコーヒー名産地である北スマトラ州やアチェ州に次いで、近年注目されている生産地の1つです。
ヌルディアニングシさんは、2019年からこの地でコーヒー生産を開始しました。コーヒー生産を行う事で生計が成り立つ事を見込み、また、品質に重きをおき、良い栽培、収穫後の生産処理を行う事で、可能性の高まりを感じたと言います。
現在、ベンコーラン・デュア・ファームでは伝統的な生産処理にこだわらず、自身で生産処理を行う事で、フルウォッシュド、ハニープロセス、ナチュラル、アナエロビック・ウォッシュド、アナエロビック・ナチュラルの5つの生産処理方法を実践。独自性が高く、高品質なコーヒーの生産へ向けて挑戦しています。