クラシック・プーノ
クラシック・プーノは、プーノ県サンディアのアルト・イナンバリの小規模生産農家によるブランドロットです。近年、農園放棄や低地を中心としたコカなどの他の作物への転作により地域のコーヒー生産量が減少する中、これまでイナンバリ農協の輸出を担ってきたDHJ社の協力の下で、将来を見据えて安定したカップクオリティと供給の安定・継続を目的に、イナンバリ農協を含め、DHJ社が関りを持つ同地域の零細生産者のコーヒーにも幅を広げてリニューアルしたロットとなります。
前身となるイナンバリ農協が大切にしてきた“コーヒー生産は収益を得る仕事という側面だけでなく、それ自体が地域の伝統・文化であり、これを守り維持・促進させる”そして“café con sabor a mi tierra”(私たちの土地の香りが漂うコーヒー)という考えを大切に引き継ぎ、プーノの伝統を守るコーヒーとしてクラシック・プーノと名付けました。
この地に暮らす人々は、インカの時代からアンデス山脈に根付くケチュア語族で3世代に亘ってコーヒーの生産を継承してきました。ボリビアから持ち込まれた古きブルボンやティピカが数多く残り、その出自だけでなく、ペルー北部とは異なる華やかでエキゾチックな風味を齎します。プーノの中心都市フリアカから車で8時間かけてようやく辿り着くアルト・イナンバリ。この秘境地のコーヒー生産が担ってきた伝統や営みが持続可能なものになるように、より深く広い関係構築を目指しています。