サンタ・バルバラ農園
ポパヤンからおよそ20分、ティンビオ市に位置する標高1,820メートルの場所に、カウカ州のコーヒー農園の魅力を余すところなく体験できるサンタ・バルバラ農園があります。サンタ・バルバラ農園は、コロンビアのスペシャルティコーヒーの輸出を手掛けるBanexport社の直営農園として2022年に開設され、18ヘクタールのコーヒー農地でゲイシャやピンクブルボン、カスティージョなど7つの品種が栽培されています。
直営農園として農地の設計や肥料、生態系や環境の持続性など、Banexportが持つ多くの技術が惜しみなく投じられ、そのノウハウを多く農園へ伝える事もサンタ・バルバラ農園の役割の一つです。
農園設計の面では日陰による日照量の管理手法や除草・選定、植樹間隔やデザインによる効率化、シェードツリーなどを利用した土壌や環境の維持手法など、多くの生産者の教科書として活用されています。肥料に関しても、木の健康管理や施肥周期、土壌分析状況に応じた施肥の実施ノウハウといった全般に適応する技術だけでなく、病気、干ばつ、豪雨など的を絞った状況に対しても、柔軟に対応できるノウハウを蓄え、気候変動においても農園の生産性を維持できるように技術を高めています。
特にカウカは降雨量も湿度も高い独自の微気候を有すると言われ、生産性を安定させることは大きな意味を持っています。またカウカの自然の美しさや多様性豊かな環境を維持しながら、その素晴らしい魅力とコーヒー生産が共生できる農園作りに励んでいます。
近年はこの素晴らしい自然風景を目当てにエコツーリズムも活気があり、サンタ・バルバラ農園はコーヒー、自然、観光、そして地域社会を結びつける一部となり、カウカの魅力的な伝統と文化、そしておもてなしを体験できるサードプレイスを目指しています。