Name: パナマ ベルリナ農園 ナランハル ゲイシャ
SKU: 1051166
Price: 41040 JPY
Availability: OutOfStock

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パナマ　ベルリナ農園　ナランハル　ゲイシャ

Panama Berlina Naranjal Geisha

カッピングプロファイル: アールグレイ、グレープフルーツ、ライチ、シュガーケイン、ブライトアシディティ、シロッピーマウスフィール、ロングアフターテイスト

このコーヒーのランク: トップオブトップ

コーヒーピラミッドについて

国: パナマ

標高: 1500-1700m

エリア: チリキ県ボケテ、オルケタ

品種: ゲイシャ

農園名: ベルリナ農園

生産処理: フリーウォッシュド

包装/重量: 15kgバキューム

生産者: プリニオ・ルイス

備考欄: ー

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このコーヒーのランク: トップオブトップ

コーヒーピラミッドについて

国: パナマ

標高: 1500-1700m

エリア: チリキ県ボケテ、オルケタ

品種: ゲイシャ

農園名: ベルリナ農園

生産処理: フリーウォッシュド

包装/重量: 15kgバキューム

生産者: プリニオ・ルイス

備考欄: ー

代々引き継がれてきた想いを背に

人を守っていくコーヒー生産

地域社会や共に働く人々、そして将来コーヒー生産に従事する子供たちの世代。プリニオ・ルイス氏の最も大切にしているポリシーは、こうした人々を大切にするという事に尽きます。
現在4世代目となるルイス氏のように、コーヒー生産に従事する多くの生産者が、先代・先々代からバトンを受け取り、約100年の歴史の中で多くの自然災害や経済危機を乗り越え、地域社会を維持・成長させてきました。

　そうした中で、コミュニティやコーヒーに従事する多くの人々が、次世代へどのようにコーヒー文化を繋いでいくか。そして1人1人の生活を守り、繋がっていく事ができるか。ルイス氏はこうしたコーヒー生産においてとても根本的で、永続的な課題に挑戦する生産者の1人です。

　ルイス氏は、スペシャルティコーヒーのコンセプトによって、高品質なコーヒーの生産と技術の向上、そしてこれらの知識を得るための教育的支援、次世代へ繋ぐ持続的な農園の維持保全の3点を軸に、文化と人々を守るコーヒーの生産を目指しています。

サスティナブルの本質

ベルリナ農園やルイス農園では、持続的なコーヒー生産への1つの回答として、伝統的なコーヒー生産を続け、ボケテの自然環境が求めるままに、生態系の豊かさを保護する選択をしました。そして、そうした環境で高品質なコーヒーを生産する技術に専念しました。　
　シェードツリーといくつかのコーヒーの木とが1つのペアとなるようにする事で、作付面積は限られますが、渡り鳥や野鳥、昆虫の生態系を維持されます。これによって、土中の微生物の活性化、腐葉土による土壌の維持保全が自然環境の中で循環され、結果的に人為的な肥料が大幅に削減されています。また、こうした生物の多様性は、各区画での微気候や特色を色濃く反映し、彼らが生産するコーヒーの風味の多様性にも寄与するようになりました。

ゲイシャ品種との出会い　そして今

パナマにおけるゲイシャ種の発見は2004年に遡ります。翌年、エスメラルダ農園のプライス・ピーターソン氏から生産技術を頼りにプリニオ・ルイス氏の手にゲイシャの種が渡りました。早速、実験的にゲイシャの栽培を開始しますが、デリケートすぎるこの品種の生産は一筋縄にはいかず、本格的なプランテーションができる準備が整ったのは2008年。そして、2010年にようやく5ポンド(2kg強)のゲイシャを収穫する事ができました。初収穫のゲイシャは、プリニオ氏の想像を超える素晴らしいカップで、4年間の苦労が喜びに変わった瞬間となったそうです。現在は、4つのゲイシャ区画を持ち、今回のNaranjalとともにベルリナのゲイシャは世界中のバイヤーが注目するまでに成長しました。
ゲイシャの持つ素晴らしい風味は、コーヒー生産を次世代へとつなぐ、大きな希望となり、コーヒー生産を持続する上でとても大きな役割を担っています。

ワタルカップテイスター
コメント WATARU CUP TAISTER COMMEBT

2023年カッピングコメント今年は当たり年: これまでのベルリナ　ナランハルの中でも一番風味の乗った素晴らしい品質に仕上がっているように感じました。マウスフィールや熟度感、フレーバーの乗り・充実感が例年以上に良好かと思います。また、鼻に抜けるアロマも心地よく、飲みごたえもあり、楽しめるカップになっているかと思います。毎年買って頂いている方には驚いていただける素晴らしいカップに仕上がっていますので、是非今年もお楽しみください。

2022年コメント今年のロットは爽やか: 昨年同様に風味がシャープでキレのあるベルリナ　ゲイシャとなっています。特にアシディティの明瞭感やフレーバーの黄桃やレモンなど爽やかなフルーティーさ、明るさが目立ち、ゲイシャらしさが分かりやすい傾向かと思います。硬質ではっきりとした風味で焙煎の幅も広く取れる印象でした。また、酸の質感が柑橘や乳酸の印象が複合的に感じられた点は、昨年以上に好印象でした。各国、各農園で価格の高騰がありましたが、日本で長く愛されるパナマゲイシャにしてほしいと、プリニオ氏は昨年と同額でオファーをくれました。為替要因で値上げになっておりますが、最小限に留めながら、今期、来期と長く愛していただきたい生産者の1人です。

イエローピーチ、レモン、ティーライク、グレープフルーツ、ハニー、ブライトシトリック＆ラクティク、クリスプ

2021年コメント明瞭なフレーバーアシディティ: ライムやオレンジ、ネクタリンなど明瞭で爽やかなフレーバーやアシディティが備わっており、例年のベルリナよりも立体的でクリアーな風味特性を感じます。特にアシディティの質が良好で、明るく甘さの伴ったシトリックなアシディティがとても心地よかったです。マウスフィールもボディ感があるシロッピーな印象で、十分に飲みごたえのあるコーヒーかと思います。　2日ほどエージングをすると抜ける印象でしたが、焙煎直後にアフターテイストに少しグラッシーさが表れました。カッピング用の浅煎りでのロースティングをされる際やエスプレッソ抽出などでは、多少シビアになるかと思いますので、ロースティングで試行錯誤いただけたらと思います。一方で、中煎り～中深のドリップなどは、フローラルなフレーバーが残る点や冷めてからのアシディティの印象など、とても相性が良いように思いました。焙煎度問わず、甘さの伴う酸の質の良さはこのコーヒーの美点ではあるかと思いますので、様々試して頂ければと存じます。
　他のゲイシャロットに比べて、全体のカップスコアはやや見劣りするものの、より多くの人に手に取ってもらいたいベーシックなパナマゲイシャとして、プリニオ自身がリーズナブルに提供したいと本ロットを作ってくれました。ある程度長期的に販売したいと考えておりますので是非お試しください。

ライム、ベルガモットオレンジ、ネクタリン、ハニー、ブライトアシディティ、シロッピーマウスフィール