いつか家族の農園を
ヴィスタ・アル・ボスケ農園は、メキシコとの国境に位置するウエウエテナンゴ県クイルコ郡オハ・ブランカの1900mに位置する農園です。ウエウエテナンゴでも秘境ともいえる山深いエリアで、地域コミュニティーで管理する美しい森林と清流が自慢の地域です。また非常に肥沃な土壌を持ち、風味豊かなコーヒーが生み出されています。
農園は父フェリーノ・カスティージョと母カルメラ・ビジャトロの2人が1970年ごろにコーヒーを植え、開始されました。ラ・リベルタで育ち、コーヒー農園で従業員として働いていたフェリーノさんは、いつか家族で自分たちの農園を持ちたいという夢を持ち、単身アメリカへ出稼ぎに行きました。数年後フェリーノさんは帰国をし、オハ・ブランカに土地を購入。夢であったコーヒー農園を所有し、愛情と情熱を持ってコーヒーを生産します。そして農園には、周囲に広がる透き通った水辺や森林、そこから臨む美しい景観に魅せられBella Vista(風光明媚)と名付けたそうです。