ケブラダ・グランデ農園
ケブラダ・グランデ農園は2017年にカルデロン・ファミリーが購入したドタバレー、バンデラの1850-1950mに位置する新しい農園です。ケブラダ・グランデとはこの農地の周辺環境に由来し、大きな渓谷という意味を持ち、その名前の通り自然豊かな環境と豊富な水資源を有しています。ケブラダ・グランデ農園は標高1800m以上の高さにあり、昼夜の気温差が激しく、スペシャルティコーヒー栽培には、最適な環境にあります。カトゥアイ、ケニア、モカ、H3など様々な品種を生産し、農園全体の木も若く、根はりの良い肥沃なローム土壌で、彼らの所有する農園の中でも勢いのある農園の1つです。その勢いを示すように、2020年のCup of Excellenceでは、ケブラダ・グランデ農園のSL28のロットが見事に15位に入賞しました。
ミル設立から10余年。困窮から脱するべくコーヒーマーケットにインパクトを与える為に始めたエキゾチックバラエティの生産は、この上なく素晴らしい風味を持ち合わせると共にロス・アンヘレスの思想が色濃く浮かび上がり、まさにロス・アンヘレスを象徴するコーヒーに仕上がっています。彼らは、1杯のコーヒーにはストーリーがある事、そしてロスアンへレスミルの熱意と愛情の歴史を私たちのコーヒーから感じ取ってほしいと語ります。