Name: エルサルバドル ロマ･ラ･グロリア パカマラ ナチュラル
SKU: 1052301
Price: 12852 JPY
Availability: InStock

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エルサルバドル　ロマ･ラ･グロリアパカマラナチュラル

El Salvador Loma La Gloria Pacamara Natural

カッピングプロファイル: レッドカラント、マンダリンオレンジ、チョコレート、ハニー、ブライトアップル、クリーミーマウスフィール

このコーヒーのランク: トップスペシャルティ

コーヒーピラミッドについて

国: エルサルバドル

標高: 1450-1600ｍ

エリア: ケサルテペケ、エル・ボケロン

品種: パカマラ

農園名: ロマ・ラ・グロリア農園

生産処理: ナチュラル

包装/重量: 34KGバキューム

生産者: アニー・ルス・ピメンタル

備考欄: ー

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このコーヒーのランク: トップスペシャルティ

コーヒーピラミッドについて

国: エルサルバドル

標高: 1450-1600ｍ

エリア: ケサルテペケ、エル・ボケロン

品種: パカマラ

農園名: ロマ・ラ・グロリア農園

生産処理: ナチュラル

包装/重量: 34KGバキューム

生産者: アニー・ルス・ピメンタル

備考欄: ー

みんなが前向きになれるようなコーヒーを

早すぎたマイクロミル

ロマ・ラ・グロリア農園は、現在の農園主であるアニー・ルス女史の父であるロベルト氏が1990年代後半にスタートした農園です。彼の祖父が昔営んでいた農園の名前からLoma La Gloria(Hill of the glory)：栄光の丘と名付けられました。
開業後、もともと土木技師だったロベルト氏は、2001年に自身のコーヒーを生産処理するミルの建設を始めます。しかし、中米においてマイクロミルという概念が広まる以前、こうした小さなミルによる流通の確保は難しく、やむなく地元の大きなミルへコーヒーを納入し、マイクロミルは動く事がありませんでした。

スペシャルティコーヒーの潮流

風向きが変わったのは2012年。現在の農園主でもあり娘のアニー女史の参加だったと言います。彼女は、それまでマーケティングの仕事に携わっており、コーヒー生産は未経験だったそうです。そこで彼女は自分が得意とする分野を活かして『今、コーヒーマーケットに求められているのは何か』とマーケットの把握に努めました。そうした中でスペシャルティコーヒーという思想を農園に伝え、様々なプロセスや品質の向上に動きます。そうして、自分たちが生産するコーヒーの品質を上げ、自分たちの手で処理を行うために、ロベルト氏の眠っていたミルが再稼働します。
　こうした品質への取り組みは、プロセスだけでなく農園の至る所に見られます。サンサルバドル火山近郊に位置するロマ・ラ・グロリア農園は砂質土壌の為、農園内にいくつもの雨水を溜める堀が用意されており、保水性を高めています。また、農園内のシェードツリーに様々な鳥類が生息し、生態系を築いています。こうした生態系の豊かさは、土壌の微生物の活性化や、有機的な土壌環境を育て、ミネラル豊富なチェリーを実らせます。

質の向上に努めてきたナチュラルプロセス

ロマ・ラ・グロリア農園での主な生産処理は、ナチュラルとハニープロセスが採用されています。これは農園の立地上、十分な水のインフラが整っていない事もあり、生産処理に使用する水は貯水した水から賄っている為です。その為ウォッシュドコーヒーは、少量しか生産する事はできません。
　そうした環境の中で、ウォッシュドとハニーをブレンドした独自のロット開発や、各々のプロセスでの発酵工程の検証などを毎年実験的に重ねてきました。そして彼らにとって1番大切にしてきたのは、各国のパートナーから寄せられるフィードバック。各国の嗜好に併せて、品質を向上させていきたいと、常に消費国の声に耳を傾ける事を欠かしません。ナチュラルにおいても、アロマ・フレーバーの質や透明感、ファーメンテーションの度合いなど彼らが蓄えたノウハウが注ぎ込まれた特別なロットになっています。

　自分たちが愛を以て育てたコーヒーが、世界中から愛されるコーヒーになるように、いつでもポジティブに、そして関わる人々に幸福を与えられるように、ロマ・ラ・グロリア農園は常に前向きにコーヒーを生産しています。

ワタルカップテイスター
コメント WATARU CUP TAISTER COMMEBT

2024年カッピングコメント明るさとクリーミーな質感: 例年のロマ・ラ・グロリア農園のナチュラルに比べ、より明るいフレーバーと舌触りの滑らかな印象が特徴的なロットに仕上がっているように思います。特にマウスフィールは粘性感のような、とろっとした滑らかさがあり、ハチミツのような甘さの印象ともマッチしているように感じます。また、マンダリンオレンジやレッドカラントのような果実味のあるフレーバーや明るいアシディティが魅力的に感じます。カッピングのドライでのアロマにブドウのような印象もありましたので、焙煎度でもう少しブドウのようなアロマ・フレーバーも出るのではないかと感じています。マウスフィールもあってある程度焙煎度も進められるかと思いますので様々お試しいただければと存じます。

2022年カッピングコメントサングリアのような: 赤ワイン、ブラックベリーやプラム、ブラッドオレンジなどのフレーバーが感じられ、総合的にサングリアのような印象を持ちました。果実味のあるフレーバーと感じる反面、タータリックな酸の印象に少し乳酸のような印象や、アフターテイストに感じるブラックティーやブラウンシュガーのような風味など、決して果実味や酸が先行しないバランスになっており、飲み終えた印象はスッキリと自然なコーヒー感で心地よく感じました。是非ご検討いただけましたら幸いです。
※今期のロマ・ラ・グロリアですが、焙煎直後のカッピングにおいて、弱いカルキ臭のようなネガティブなアロマを感じました。5日ほど経過を確認し、3日～4日目でネガティブを感じなくなり、風味全体も整った印象ですが、同農園にて共通した傾向でしたので、記載させて頂きました。上記、焙煎4日後のカッピングコメントにて記載をしております。

フローラル、プラム、ブラッドオレンジ、ブラックベリー、ビターチョコレート、タータリック、ラウンドマウスフィール、ブラックティー

2021年コメントフローラルで透明感のあるカップ: 葡萄やブルーベリーなど非常に華やかでアロマティックなコーヒーでした。この香りの高さがこのコーヒーの1番の特徴だと感じます。味わい自体は決して強いテイストではありませんが、クセなくアロマと共にタータリックな酸の質やキャラメルのような甘さを楽しんで頂けるクリーンでフローラルなコーヒーだと感じます。　ナチュラルのフレーバー特性を、どなたにも心地よく感じて頂けるバランスの良いお勧めの銘柄です。

フローラル、グレープ、ブルーベリー、キャラメル、ラウンドマウスフィール、ロングラスティング、ウェルバランス、クリア