サンタ・ルシア農園
サンタ・ルシア農園は、ニカラグアのスペシャルティコーヒーを牽引するFincas Mierischが所有するホンジュラスの農園です。2011年に当時Fincas Mierischを経営していたエルイン・ミエリッヒ氏が友人であり国際審査などでも親交の深かったIHCAFEの初代マネージャーを務めたフェルナンド・モンテス氏と、ニカラグアでの栽培ノウハウを生かして様々な品種の試験栽培を行うプロジェクトを発足したのがきっかけです。
そして3年後の2014年、コマヤグア県シグアテペケ、リオ・ボニート村でセロ・アスール農園を取得し、その2年後にサンタ・ルシア農園を取得しました。サンタ・ルシア農園は、モンテス氏が古くは試験農園として運営していた農地でしたが、当時ほぼ手付かずとなっていたそうです。ウェットミルは最小限の機能しかなかったため改修の必要がありましたが、農地にはシェードツリーやウインドブレーカーとなる木々がしっかりと植わっており、コーヒーを新植しやすく、一から農地開拓を行いました。
そして、ニカラグアで生産をしていたイエローパカマラやオレンジブルボン、ラウリーニャだけでなく、パナマから直接持ち込んだゲイシャ種も植え付け、エキゾチックバラエティの試験栽培を開始しました。