女性生産者の活躍を願い
SMC社のマネージャーのマリア・ディルセイア・メンデス女史やBSCA(ブラジルスペシャルティコーヒー協会)の会長も務めCaxambu農園のオーナーで大学の教授でもあったカルメン・ルチア・チャベス・デ・ブリト女史ら、ブラジルのコーヒー産業を支えてきた女性リーダーたちが先頭に立ち、自身の経験を伝え、コーヒー産業に関わる多くの女性がキャリアを形成できるように懸命に活動を行っています。
ここ数年、コーヒー業界における女性の活躍は目覚ましく、彼女たちが生産するコーヒーへの需要も国内外で同じように高まっています。Donas do Caféプロジェクトは、彼女たちのスペシャルティコーヒー市場への参入を後押しし、強いパートナーシップを構築しながら、女性生産者の成長と活動の向上を支えていこうとしています。本ロットは、そうしたDonas do Caféプロジェクトを通して活動する女性生産者によって生み出されました。そして、彼女たちのスペシャルティロットがDonas do Caféの名を冠して、そのメッセージを強めて世界中に届けられています。
2024年現在、およそ50名のメンバーがDonas do Caféの活動に参加しています。プロジェクトメンバーには農業技師が農園を訪問し、女性に直接技術指導を行っており、また年に3回以上ワークショップを実施し、経理~栽培、ポストハーベストなど幅広い学びの場を作っています。Donas do Caféブランドのコーヒーは、そのプレミアムをメンバーに支払われています。このプレミアムは農園の口座ではなく、女性自身の口座に支払い、自身の農園への投資やメンバー個人の活動など自由に使わています。
Sitio Belenのドゥーシさんは、ミルで使用する秤を新調、購入したそうです。