シンビ・ウォッシングステーション
シンビ・コーヒーウォッシングステーションは、ルワンダ南部州にあるフイエ郡シンビクターに位置するウォッシングステーションです。ウォッシングステーションの位置するシンビ地区を中心に、隣接するマラバ地区・ソヴ地区に暮らす約250の小規模生産者からチェリーを集めています。
運営が本格的に始まったのは2013年。現在のオーナーのアブドゥル・ルダフングワ氏は、それまでコーヒー生産者と実業家の二足のわらじを履いていました。当時、COEの開催などを契機に、ルワンダ産コーヒーの品質が世界中に認知され、政府の支援プログラムの下で増産のプロジェクトが動いていました。そうした時勢の中、コーヒーを処理するウォッシングステーションが必要になる事から、アブドゥル氏は、この地域のコーヒーの特性や品質を活かすことができ、わざわざ農園から遠く離れた場所にチェリーを運ばずに済むように、またコーヒー農家だった祖母の後押しもありシンビ・ウォッシングステーション設立に動き出します。
2013年にはウォッシングステーションとしてのバージンクロップが当時開催されたCup of Excellenceで9位に入賞。2015年には7位とその後も大きな実績を残しています。