ドン・ペペ農園
パナマは太平洋とカリブ海に挟まれ、熱帯性の気候に恵まれた自然豊かな国です。コーヒーの栽培は、西部のチリキ県バルー火山の山あいで盛んで、多くの中小規模の農園が栽培方法や精製方法に工夫を凝らし、スペシャルティコーヒーの生産に力を入れています。
ドン・ペペ農園が開拓されたのは1898年で、以来5世代にわたって高品質コーヒーの生産に取り組んできた家族経営のコーヒー専業農園で、パナマ初のコーヒー専門会社としても知られています。
バル火山の豊かな土壌と1500~2000mと非常に高い標高に恵まれたドン・ペペ農園は、高品質なコーヒーを生産する農園としても名高く、70Haの土地のうち59Haをコーヒー生産区画に、11Haを自然保護区として農園を経営しています。