バーニャデロス農園の立ち上げ
バーニャデロス農園は、ラパス県の秘境と言われるサンチアゴプリングラの標高1750mに位置する農園です。農園主のオティリオさんは、この地でウェットミルと農園を営む家庭に生まれ育ちました。その中でコーヒーの栽培、土壌管理、収穫、ウェットプロセス、そして環境への取組みを父から学び、2009年には父と二人三脚で作ったサン・ジョルジュ農園のコーヒーがCup of Excellenceで11位を獲得し、彼自身も自分の農園を持つ事を決意しました。
そして本格的に農園運営を始め、いくつかの農地で父から譲り受けたカトゥアイ種の生産を始めました。そして2012年には、その1つであるリキダンバル農園がCup of Excellenceで3位に輝き、この資金で購入したのがバーニャデロス農園です。