コマヤグア、サンセバスチャン
コマヤグア県南部のラパス県との県境に位置するサンセバスチャン地区。標高1500-1700mと地理的に標高の高いエリアで、北東の谷あいからカリブ海系の暖気が吹き、山からの冷気が重なる土地は独自の微気候を持っています。比較的雨量も多く寒暖のバランスに優れたサンセバスチャンは、夜間は15℃まで冷え込み、標高以上に寒暖差のある土地なのが特徴です。また、肥沃な土壌で砂状の石灰質土壌と粘土質な土壌が混ざり、根張が良く、保水性と水はけの良さがバランスよく両立しています。この地で生産されるコーヒーは、特にチェリーの熟れ方が理想的と言われており、じっくりと時間をかけて養分を貯め込み、均一に熟れる恵まれた土地です。