生産者であり農学者
農園のあるJalapa(ハラパ)県は、グァテマラ南東部のコーヒー生産地、ニューオリエンテに位置します。
モンテカルメロ農園の農園主であるフランシスコ・ウルティア氏は、植物栄養学や食物生理学、微生物を研究するグアテマラの農学者です。農学者としての彼の活動の1つに、生産者への技術的アドバイスや小規模農家を中心とした低所得農家への社会的支援活動が軸にあります。
その中で、彼は標高1800-2000mという僻地とされるハラパ地域におけるコーヒー生産の検証を試みており、生産性の向上や品質の向上といった研究の成功を背景に2010年に誕生した農園がこのモンテ・カルメロ農園です。