デニサル農園
デニサル農園は、エスピリット・サント州のマレシャウ・フロリアーノという小さく平穏な田舎町に在ります。現在は、3代目に引き継がれコーヒーを生産するのは、デニサルとチアゴ、2人の兄弟。彼らは、強い決意を持って農園を変革に導いています。農園が始まったのは60年前。祖父のホセ氏が農園を開き、父エスタヴァーロ氏の手で、祖父の信念と伝統的な生産手法が受け継がれてきました。生産したコーヒーは全てナチュラルプロセスを経て、脱穀しない状態で仲介業者に売っていたと言います。この地の農園は、ブラジルを代表する大農場と違い、小規模農家が多い土地で、彼らの農園もそうした小規模生産者の伝統的な手法に従って生産をしていたそうです。