スペシャルティコーヒーの先駆者
最高標高1250mという、まるで中米の様な立地のパッセイオ農園。農園は100年の歴史を持ち、3世代にわたってコーヒーの生産を行っています。パッセイオ農園は、1997年国連のグルメコーヒープロジェクトに選出された10農園の1つで、COEの前身となった当時のコンペティションで1位を獲得したスペシャルティコーヒーの先駆的な農園です。このグルメコーヒープロジェクトは、のちのブラジル全土・世界のコーヒーの歴史を変えたと言い、アドルフォさん自身もスペシャルティコーヒーへ100%考えが変わったとターニングポイントでした。
その後も絶えずカップクオリティの向上に邁進し、ブラジルでは稀有なハンドピックでの収穫。試験区画での品種の検証なども行っており、各区画の日照条件や土壌に対して適正な品種を検証しながら毎年のようにリノベーションを行い、品質の向上と安定した収穫量に努めてきました。