シルヴィオ・レイテ氏
生産者のシルヴィオ・レイテ氏は、現在のスペシャルティコーヒーのマーケットを築いた第一人者です。
小学校のころにナッツとコーヒーを取り扱う地元の小さな企業を見学し、初めてコーヒーのサンプルに触れ、プロのカッパーを目にしたシルビオ少年は、たちまちコーヒーに魅了されたと言います。成長し、ブラジル大手輸出業者に勤め、コーヒーの輸出や生産者との取引、品質を学び、彼のコーヒーキャリアはスタートしました。
1992年にBSCA(ブラジルスペシャルティコーヒー協会)の設立に関わり、後の2014年からは会長職も務め、ブラジルスペシャルティコーヒーの基盤を整えた1人でもあります。また、1999年にはジョージ・ハウエルらとともにCup of Excellenceのプロトコルや取り組みを発足させた創設者の1人でもあり、現在もCOEのヘッドジャッジを続ける偉大なカッパーであるとともに、世界中にスペシャルティコーヒーを広めたインフルエンサーでもあります。