ラ・レフォルマ農園
ラ・レフォルマ農園は、1892年にラファエル・アルバレス・ラリンデによってサンタ・アナ火山の斜面を開拓しスタートした歴史ある農園です。コロンビア出身のドン・ラファエルはこの地に移住し、彼の持つコーヒー生産のアイデアや知識を使って、新しいレガシーを築きました。100年以上に亘って農園は後世に受け継がれ、現在は5世代目が農園を受け継いでいます。
長い歴史の中、アルバレス・ファミリーは、気候変動や害虫、サビ病など様々な困難に直面してきました。2011年にレフォルマ農園のブルボンはCup of Excellence2011において91.72点で3位という輝かしい成績を残しましたが、その翌年2012年ごろから中米はサビ病による被害が蔓延、農園にとってこれからという時期でした。一度はまったく収穫が無い年もありましたが、ブルボンの苗木を再植し、徹底したケアによってブルボン種そして農園を再興してきました。ひとえに彼らの伝統を守ることを決して諦めない情熱と強い信念によって、ブルボン品種の生産を彼らは守り続けています。そして近年はSL28やゲイシャ、オレンジブルボンなど、区画を分けて少量新しい品種の生産にも乗り出しています。