セラヤ・ファミリー
グアテマラを代表するコーヒー生産者の一人であるルイス・ペドロ・セラヤ氏。セラヤ家はアンティグアで4世代に亘ってコーヒー生産を守ってきた一族で、北米を中心にコーヒーの生産から輸出までを長年行ってきました。4代目のセラヤ氏は、2000年ごろよりスペシャルティコーヒーの生産へシフト。農技師であり農業工学の専門家として、ZELCAFEを立ち上げ、自身の農園だけでなく、アンティグアを中心とした農園の管理も受託し、約20の農園の管理・サポートを行い、高品質なコーヒーの提供を常に探求してきました。
彼らは高品質なコーヒーの生産を通じて、グアテマラの高地に暮らす人々やそのコミュニティ、伝統を持続可能なものとし、未来の世代にとって繁栄の礎を築くことを目標に掲げています。この理念に基づき、管理する農園や周辺のコミュニティに可能な限り多くの雇用の機会を提供し、小規模な農家や家族が困窮しないように努力を続けています。
アンティグアの渓谷に暮らす零細農家らによるウナプーや、チマルテナンゴの高地に暮らす先住民族コミュニティによるロス・サントスといった銘柄は、そんな彼らの理念を体現する銘柄でもあります。