ハニープロセスのパイオニア
このミルの経営者であるフアン・ラモン・アルバラード氏は、コスタリカ大学で熱帯植物学を専攻した農業技師です。アルバラード家は150年ものコーヒー栽培に携わってきた歴史ある名門農家として、セントラルバレーのコーヒー生産を支えてきました。
そして、ブルマス・デル・スルキ マイクロミルを2000年に設立し、ハニープロセスを生み出したパイオニアとして、ファン・ラモン氏の名前は数多くの人々に知られています。4つの火山に囲まれているセントラルバレーですが、ミルのあるエレディアというエリアは、住宅街で非常に都会にある珍しいミルでもあります。収穫期である12月~3月ごろには、町を見下ろすなだらかな丘陵に風が吹き抜け、コーヒーの乾燥に大きく寄与している事が特徴です。