ロニー・アリエル・ガメス
ククルチョ農園のオーナーであるロニー・アリエル・ガメス氏は、ホンジュラスのスペシャルティコーヒーの生産を語る上では欠かすことのできない重要人物です。
元々はホンジュラスの国立コーヒー協会(IHCAFE)の品質管理責任者で、生産地におけるコーヒースペシャリストの育成するプログラムとして2000年代初頭にグアテマラで実施されたStar Cupperプログラムを取得し、カッパーとしてCup of Excellenceなどの国内外のコンペティションをまとめる役割も担い、現在もCup of Excellenceのヘッドジャッジとして活躍する世界的なカッパーとしての一面も持ちます。
12年間IHCAFEで働いたのち、2014年に輸出業者RagaCafeを設立し、ホンジュラス国内でのスペシャルティコーヒーの生産普及や零細生産者の技術的サポートに尽力してきました。また、サンチアゴ・プリングラやポッソネグロ、チャギーテなど山深い秘境のコミュニティに暮らす生産者たちの支援にも力を注ぎ、ホンジュラスの多様なマイクロクライメットの魅力、コーヒー生産地としてのポテンシャルの高さを我々に教えてくれています。