マラヴィージャ農園
ラ・マラヴィージャ農園は、ウエウエテナンゴ県ラ・リベルター、ロス・アロヨスの標高1500-1800mに位置するロサレス・ファミリーの農園です。1997年にマウリシオ・ロサレスと父のギジェルモ・ロサレスは、3本のコーヒーの木と共に22Haのこの土地を購入しました。この土地は、当時、同じラ・リベルタにあるエル・インヘルト農園が売却していたエル・インヘルトII(ドス)の一部でした。*
当時は馬か徒歩でしかアクセスできない土地で、生活インフラ、電気、道路も整備されていない、ほとんど手付かずの土地。コーヒー栽培の夢の始まりは困難なものでした。しかし、ドン・ギジェルモとマウリシオは、この地でコーヒー農園として成功する大きな確信を抱いていました。それは、農園名にもなったMaravilla、彼らが初めてその土地に到着した際に見た紛れもない美しさに驚嘆した体験が抱かせた確信でした。
*現エル・インヘルト農園は、当時”エル・インヘルト・ウノ”と呼ばれており、ドスは対面の山の斜面にありました。90年代から徐々に売却され、現在はエル・インヘルト農園の手から離れ、近隣の農民の手に渡りました。2002年にエル・インヘルトが第2回目のグアテマラCup of Excellenceで3位と11位に入賞しブレイクした際に、11位を獲得したブルボンはインヘルトII(ドス)のロットでした。