ロス・アンヘレスの歴史
Los Angelesミルは2008年、コーヒーマーケット低調による生活困窮に直面していました。そこからどうにか脱却を図ろうと、付加価値のある・生産者が直接届けるコーヒーを目指してマイクロミルを設立したのがロス・アンヘレスのスタートでした。
当時は、リカルド氏の親戚や兄弟と資金を集めながら、ミルの設計や高品質なコーヒーの生産、農園の改善に明け暮れていました。そうして、3年目の2011年にはCup of Excellenceで見事に優勝を果たし、努力が報われる瞬間となりました。
ロス・アンヘレスは、COE優勝後も着実に品質の向上と安定、新たな農地・品種の挑戦を重ね、2013年にこのドン・カイート農園を購入します。標高2000mレベルのこの土地は、当時コーヒーの生産には不向きと言われており、当時所有していたエディ・ファジャスさん(ファラミ農園)も持て余していた土地でした。