Name: ブラジル ランチョ・サン・ベネディート イエローブルボンPN
SKU: 1053591
Price: 12366 JPY
Availability: InStock

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ブラジル　ランチョ・サン・ベネディート　イエローブルボンPN

Brazil Rancho Sao Benedito Yellow Bourbon Pulped Natural

カッピングプロファイル: レッドアップル、アメリカンチェリー、アプリコット、ウォルナッツ、ミルクチョコレート、タータリック、スムースマウスフィール

このコーヒーのランク: トップスペシャルティ

コーヒーピラミッドについて

国: ブラジル

標高: 1300m

エリア: ミナスジェライス、ドン・ヴィソーゾ(マンチケイラ・デ・ミナス)

品種: イエローブルボン

農園名: ランチョ・サン・ベネディート農園

生産処理: パルプドナチュラル

包装/重量: 30KGバキューム

生産者: マルシオ・エレーノ・デ・カルバーリョ・ジュンケイラ

備考欄: ー

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このコーヒーのランク: トップスペシャルティ

コーヒーピラミッドについて

国: ブラジル

標高: 1300m

エリア: ミナスジェライス、ドン・ヴィソーゾ(マンチケイラ・デ・ミナス)

品種: イエローブルボン

農園名: ランチョ・サン・ベネディート農園

生産処理: パルプドナチュラル

包装/重量: 30KGバキューム

生産者: マルシオ・エレーノ・デ・カルバーリョ・ジュンケイラ

備考欄: ー

ブラジル指折りの名農園

マンチケイラ・デ・ミナス

ランチョ・サン・ベネディート農園は、ミナスジェライス州ドン・ヴィソーゾという小さな町のすぐ外にある標高1300mのなだらかな山間に位置しています。この地域は質の高いミネラルウォーターの貯水池として国際的に認知されるほど自然と水資源に恵まれた土地です。広義にカルモ・デ・ミナスコーヒーとされてきましたが、近年マンチケイラ・デ・ミナス産のコーヒーとして、BSCA(ブラジル　スペシャルティコーヒー協会)による産地区分においても、単独の生産エリアとして指定されています。2000年以降、この地域のコーヒーは、ブラジルが誇る最高級のロットとして、品質の高さが評価され数多くの受賞歴を持ち名声を博しています。

スペシャルティコーヒーへの取り組み

山岳地帯であるがゆえに、ブラジルの主要生産地域のような大型の機械が導入できず、生産コストを下げる事ができないハンデキャップを常に抱えてきたマンチケイラ・デ・ミナスでは、地域を挙げて徹底した高品質化を図り、国内でもいち早く高品質で付加価値の高いスペシャルティコーヒーの生産を志したと言います。現在、スペシャルティコーヒーの生産においてベースとなるグリーンセパレーターを用いた生産処理での選別や、サスペンデッド・パティオでの乾燥への取り組みも早期から始めており、今では蓄積したノウハウでブラジルのスペシャルティコーヒーを牽引する名産地として知られています。
こうした地域を挙げて高品質なコーヒー生産への取り組みを可能にした一因として、所属している生産者組合Cocariveの存在があります。Cocariveは、1961年に周辺農家で構成された生産者組合で、高品質で付加価値の高いコーヒー生産を行うために設立されました。半世紀以上の歴史を持つCocariveは、スペシャルティコーヒーの生産価値の高まりとともに存在感を増し、現在1200名以上の組合員で構成されています。
　組合の運営においても従業員を雇用し、現在70名がドライミルの運営や農家への肥料の販売、そしてコーヒーの輸出業務まで手掛けています。

ランチョ・サン・ベネディート

ランチョ・サン・ベネディートも、COCARIVEに所属する農園の１つです。1954年、マルシオさんの母であるマリアナ・デ・カルヴァリョ・ジュンケイラさんは、両親からこの土地を相続し、コーヒー栽培への愛情も受け継ぎました。彼女は栽培面積を拡大し、収穫後のコーヒーの精選処理に必要な設備に投資をしました。そして、今ではマリアナ女史の息子の一人である、マルシオ氏が農園を管理しています。
農園の従業員は20人で、収穫期にはその数倍になります。農園は市街地に近く、従業員は自分の家を持つことや医療ケアを受けることができ、また学校や公共施設もアクセス可能です。こうした従業員の福利厚生と共に、水やエネルギーの使用量削減など環境負荷を低減し持続可能なコーヒー生産を目指しています。
コーヒーの品質においては、山間地の農園として土壌侵食防止のためにコーヒーの木々は等高線に沿って植樹され、カットバックした枝を意図的に農地に撒き土壌の保全に繋げるなどランチョ・サン・ベネディートならではの工夫がされています。
およそ35ヘクタールあるコーヒー生産エリアも、品種の選定やリノベーションが常に行われており、日照条件や標高、土壌、収穫時期に合わせた品種の栽培をしています。また土地のおよそ7割は保全林でもあり、環境マネジメントの認証を得ながら、在来植物や生き物の多様性保全にも力を注いでいます。
こうしたランチョ・サン・ベネディートの取り組みは、品質の面にも大きく寄与し、2002年以来、ブラジルのCup of Excellenceで7度の受賞を誇り、世界各国へ輸出されています。

ワタルカップテイスター
コメント WATARU CUP TAISTER COMMEBT

2025年カッピングコメント王道な風味とバランス: レッドアップルやアメリカンチェリー、アプリコットなど爽やかなフレーバーで、キレが良くすっきりとした余韻のコーヒーに感じました。クルミのような香ばしいアロマもあり、ブラジルコーヒーの王道の風味、カップバランスに仕上がっているように感じます。また、アロマ・フレーバーが瑞々しく爽やかでありながらも、味わい自体は濃度感もありしっかりとしており、満足感のあるカップに感じます。