ここインドネシア マンデリンの産地では、零細農家がほとんどで、ワタルの取り扱いアイテムでもお馴染みの「〇〇農園」といった明確なトレースアビリティなアイテムはほぼありません。

農協が多数存在するわけではなく、輸出業社が直接農家から買い付けるケースもほとんどなく、農家は馴染みの信頼できる「コレクター」に販売します。輸出業社は信頼できる「コレクター」から仕入れをし生産処理工程、選別作業、ハンドピックを行い輸出規格に見合う状態に仕上げるのが一般的です。

道中、家の前で収穫したコーヒー パーチメント等を家の軒先で乾燥させハンドピックをしている光景をよく見かけました。これらはある程度の水分値にまで乾燥した後、馴染みの「コレクター」へ販売されます。水分値の高い状態で再乾燥する事でマンデリン特有の深い青緑色へと変化していきます。

さて、今日は朝一より現地の輸出業社の工場を視察後、約二時間、山奥に駆け上り川を越え、
今年より扱いを始めた「ゲガラン」へと向かいました。

ここは弊社東京・関根が二度目の訪問とありオーナーは笑顔で我々を迎えてくれました。
ゲガラン周辺では、収穫はまだピークを迎えていませんでしたが、
コーヒーの木々はしっかりと実をつけてゆっくりと成熟の時を待っていました。

予定していたアルールバダへは、悪路と雨で明日へ延期となりました。
ここからがアルール バダという石碑を見てUターン!残念((+_+))

大阪支店 阪口