皆さんこんにちは。
大阪支店酒井です。
先々週、私はコスタリカCOEの国際審査会に参加させてもらってきました。
COEについてはこちらをご覧いただければ、幸いです。
国際審査会の役目は
1、国内審査員による審査会で85点以上として選ばれたコーヒーを再度評価し、最終的にCOE受賞コーヒーを選び出すこと。(プレセレクション、国内審査2回、国際審査2~3回で常に平均85点を上回る評価を得たコーヒーが、COE受賞コーヒーの栄誉を与えられます。)
2、COE受賞コーヒーの中での順位を決める。そして、優勝ロットを決めること。

国際審査会のカッピングは、1テーブルに4人の審査員、1サンプル4カップが用意されており、
20人前後の審査員がいますので、今回は7テーブルが用意されていました。
1セッションが10サンプルなのでに用意するカッピング数はなんと280カップ!
本当にカッピングに集中できる環境で審査させていただけます。

COE受賞は、生産者にとっては何よりの名誉。
そして、優勝した農園ーマイクロミルは、コスタリカコーヒーの歴史に残る農園です。
国内の生産者、輸出業者、海外のバイヤーなど、スペシャルティコーヒーに関わる人々は、歴代の優勝農園をそらんじています。
そして、今年の優勝は、弊社とも親しくさせていただいているタラス・ドタの「モンテコペイ・マイクロミル」でした!!
(審査会中は、コーヒーの出自に関する情報は一切伏せられてカッピングしますので、
発表の瞬間まで我々審査員もどこが優勝するのかわかりません。
優勝発表の瞬間は、facebookページ「スペシャルティコーヒーのワタル」で動画UPしています)

クリーンカップをベースに、幾種類もの花の香り、その蜜を絞ったような甘味、
「コスタリカコーヒーに求められる理想」とコメントした審査員もおり、私もまさにその通りと思いました。
そして、何と、2位、4位、5位も同じモンテコペイ・マイクロミル!!
スペシャルティコーヒー最先端のコスタリカで、数多くの実力者の中で
この偉業を成し遂げたエンリケ・ナバーロ ファミリー・・・凄すぎます!
COEの翌週に、モンテコペイ・マイクロミルを訪問する機会がありましたので、次回はその報告をいたします。