こんにちは。駐在員の酒井です。

先日グアテマラを訪問してきましたので、ご報告したいとおもいます。
まずは、ご存知エルインヘルト農園。
グアテマラ、いや世界最高の農園のひとつと言っても過言ではありません。
こんな素晴らしい農園と取引があり、何度も訪問できるなんて、インポーター冥利につきます。

上の写真は、サンタロサ区画。この区画は、マカダミアナッツの木が日陰樹になっており、他の区画との境界線もはっきり。(真ん中のトンガリ三角形のところです)

  
  
(写真左上から)
1看板商品のパカマラも順調な成熟中。他の国では収穫が終わりつつある3月頭というのに、この農園ではまだまだ収穫が続きます。
2発酵槽で発酵中。この槽は端にあるので、日光で温度が上がらないように麻袋のカーテンをしています。
3約30時間の自然発酵を終えたパカマラ。今から、ミューシレージを水で洗い落します。
4ソーキング。水は農園の地下水。水源を守り、そのきれいな水に浸すことで、クリーンカップの向上につながっています。水がいいと、コーヒーも美味しくなるって、日本酒みたいですね。
5一部のロットはビニールハウスで日陰干し。37度を上回らないように窓の開閉で温度調整しています。ゆっくり乾燥させると生豆の劣化が遅くなる傾向があるとのこと。大変な手間と時間がかかっています。
6最後はカッピングで品質確認。品質管理担当以外にも多くのスタッフがカッピングの研修を受けていて、カッピングプレゼンテーションも素晴らしい! 一番左が、農園主アギーレ氏、一番右が息子のジュジョ氏。

昨年の開花がまとまったため、今年の熟成はよく揃っており、量は少ないものの、品質は期待できるとのこと。
事実、カッピングもトラディショナルからパカマラまで、例年通りすべて素晴らしいコーヒーばかりでした。
ご期待ください。

(グアテマラ・エルインヘルトの商品ページはこちらから)
酒井