- ワタルの日々
2017-09-15T22:03:43
SCAJ2017 ブースセミナーのスケジュール
こんにちは。瀬下です。
先のブログにてご案内をさせて頂いておりましたSCAJワタルブース内でのセミナーの詳細をご案内したいと思います。
1日目 9月20日(水)
11:00~
コスタリカ エクスクルーシブ社 フランシスコ・メナ氏
~スペシャルティコーヒーを育む土壌や木の育成~
生産処理や品種、収穫など多岐にわたる工夫がスペシャルティコーヒーの多様性を後押ししていますが、今回は収穫前の土壌管理や木の生長など、理想的なチェリーを生み出す根源について教えてもらおうと思っています。
12:00~
ブラジル カルモ・コーヒーズ ルイス・パウロ氏
~新しい風味を。New Flavors Project~
昨年よりご紹介したダブル・パスやアフリカン。そして今年ご紹介しているスイートシャワーといった独自の様々な取り組み。こうした取り組みは、なぜ行われているのか?どんなコーヒー生産を目指すのか。このプロジェクトに込めた想いをじっくりと伺っていきます。
14:00~
ニカラグア Fincas Mierisch エレアン・ミエリッヒ女史
~Fincas Mierisch 多様性への挑戦~
現在ニカラグア国内でエリアの違う8つの農園を持ち、それぞれで多彩な品種を生産するミエリッヒ。また、その後の生産処理においても幅広いプロセス・独自性の高い技法を用いています。まるでオーダーメイドのような多彩なコーヒーを実現する彼らの取り組みを紐解いていきます。
15:30~
ブルンジ InterCafé Burundi アウグスティン・マニラキサ氏
~ブルンジ スペシャルティコーヒーの進化と今~
近年、目を見張る様な高品質で多彩なフレーバーを有するスペシャルティコーヒーを生産するブルンジ。日本国内においても、ここ数年瞬く間にブレイクをしています。そうした高品質なコーヒー生産に取り組むブルンジの”今”を感じてもらい、今後の展望を伺いたいと思っています。
2日目 9月21日(木)
11:00~
ニカラグア Café de Nicaragua エドゥイン・ルイス氏
~ニカラグア スペシャルティコーヒーの現在~
初日のエレアン女史のセミナーとは対照的に、ニカラグアという産地全体を通した今のスペシャルティコーヒー生産事情や、生産者たちの活動。スペシャルティコーヒーの生産から見えてきた将来像など、お話を伺いたいと思います。
12:00~
27 COFFEE ROASTERS×ditting PEAK スペシャル対談
~エスプレッソへのこだわり PEAKとの出会い~
昨年、dittingエスプレッソグラインダーにPEAKというモデルが誕生致しました。新たな機構を備えているこのPEAKを実際にご利用頂いている、湘南辻堂の27 COFFEE ROASTERS様へご協力いただき、バリスタの目線からお話を伺っていきます。エスプレッソに対するこだわりや想いをPEAKがどのように支えているか。イベントの後は実際に27 COFFEE ROASTERS様のバリスタによるエスプッレッソやカプチーノを試飲して頂くお時間も設けております。
12:40~
PASSEGE COFFEE×AERO PRESS
~WAC2014 CHAMPION佐々木修一氏の抽出メソッド・エアロプレスの魅力~
SCAJ明けの週末に開かれるTokyo Coffee Festivalにて、今年はJapan Aero Press Championshipの決勝戦が行われます。その開催を前に2014年ワールド・チャンピオンに輝いた佐々木氏によるトークショーをワタルブースにて開催します。Japan Aero Press Championshipをサポートさせて頂いています弊社・山下とともにエアロプレスの魅力をお伝えします。
14:00~
ブラジル Bourbon Specialty Coffees クリスチアーノ・オットーニ氏
~興隆するEspirito Santoのスペシャルティコーヒー~
10月に開催されるBrazil Cup of Excellence。今年の開催都市となったエスピリット・サント州。元々、同州の低地エリアではコニロンの生産が盛んに行われ、スペシャルティにおいては余り聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。現在、同エリアではスペシャルティ生産の様々な技法が伝搬され、小規模生産者による変革が進んでいます。そんなエスピリット・サントに焦点を当て、ブラジルのスペシャルティコーヒーを牽引するブルボン・スペシャルティ社クリスチアーノ氏に魅力を伝えて頂きます。
15:30~
エチオピア モプラコ社 エレアナ女史
~Table Topへの想い エチオピアコーヒーの展望~
エチオピアを代表するエクスポーター・モプラコ社のエレアナ女史を迎え、彼女が新たに取り組み”Table Top”と名付けたイルガチェッフェ樹上乾燥ナチュラルコーヒーについて熱く語っていただきます。エチオピアに伝統的に伝えられてきた収穫法を新しい視点でアプローチしたテーブルトップ。こうした新しい取り組みと共に、変革するエチオピアコーヒーの将来像についてお話を伺っていきます。
最終日 9月22日(金)
11:00~
ACE(Alliance For Coffee Excellence) ダーリン・ダニエル氏
~Cup of Excellenceに代表されるACEの活動とペルーの開催報告~
ここ数年アップデートを行い、更なるスペシャルティコーヒーの魅力を伝え、コーヒー産業を支えているCup of Excellence。彼らの活動を紹介しながら、COEの魅力を感じて頂きたいと思っています。また、ちょうど昨日まで行われていたペルーでの初めてのCOEについてもたっぷりとお話を伺います。
12:00~
ホンジュラス IHCAFE ロニー・ガメス氏
~ホンジュラスを支える 品種の多様性~
今年、中米のコーヒー生産において唯一増産を記録し、スペシャルティコーヒーにおいても存在感を増したホンジュラス。同国を支えるレンピラやパライネマ、IHCAFE90などのいわゆるハイブリッドと呼ばれる品種は、今までの概念を覆すような素晴らしい風味を持ち、生産者を支えると共に我々消費国に特別なコーヒー体験をもたらしてくれます。例年のエリアの特徴やホンジュラスの解説に留まらず、今年は一歩踏み込んだお話を伺えればと思っています。
14:00~
パナマ ラ・エスメラルダ農園 レイチェル・ピーターソン女史
~パナマ 新しいステージへ~
ゲイシャという品種を世界中に伝えた先駆者であるエスメラルダ農園。そんな彼らの農園にとっても、そうしたTop of Topと言えるゲイシャが生産されるのは1割にも満たないそうです。だからこそ、クオリティ管理を徹底し始めた3つのブランド。また、現在新たに取り組む新たな取り組みについて、お話を伺っていきます。
以上が、今年のワタルブースでのセミナーとなります。
各生産国のスペシャルティコーヒー事情だけでなく、新しいチャレンジや今後注目される情報を楽しんで頂ければと思います。