WATARU DAYS 日々のワタル

  • ワタルの日々

ホンジュラスのコーヒー生産地域まとめ Vol.3

ホンジュラスの小生産地域のまとめの3話目になります。
今回は、毎年定番として取り扱っているエルロブラル農園の位置するサンセバスチャン・デ・コマヤグア。
また、いわゆるマルカラコーヒーとして生産していたラ・パス県のサンタアナ地区を紹介をしてまいります。

【サン・セバスチャン・デ・コマヤグア】


・コマヤグア県南部のラパス県との県境に位置するエリアです。コマヤグア県ではありますがICAFEのエリア区分で言うとモンテシージョエリアに区分されています。標高1500-1700mと地理的に標高の高いエリアで、北東の谷あいからカリブ海系の暖気が吹き、山からの冷気が重なる土地で、比較的雨量も多く寒暖のバランスに優れた微気候を有しています。このエリアでコーヒーを生産する1650m付近にあるエル・ロブラル農園では、夜間は15℃まで冷え込み、標高以上に寒暖差のある土地でもあります。肥沃な土壌で古くからコーヒー生産が行われており砂状の石灰質土壌と粘土質な土壌が混ざり、根張が良く、保水性と水はけの良さがバランスよく両立しています。やや乾季が長い。
・収穫期は1-4月頃で4月に開花
・ピーチやパパイヤなど熟度を感じるフルーティさと甘さ、コクのある舌ざわりが特徴


(主な生産者)
ロサ・ディマス・フネス(エル・ロブラル農園、エル・ロブレ農園)

【サンタ・アナ】


・ラパス県の中央に位置するエリアで、北西に下るとマルカラがあり、元々マルカラコーヒーのブランドとしてコーヒー生産が行われていたエリアの1つです。ICAFEのマップではモンテシージョエリアに区分されていますが、他のエリアに比べて雨量が少なく、最も乾燥したエリアと言われ、エルサルバドル国境付近で太平洋側の風の影響を受けると言われています。スペシャルティは標高1500-1600m台山間部で生産されている。
・収穫期は12-3月で開花は収穫後3月から始まる
・ベリー系やレッドカラント系のフレーバーなど複雑さがあり、チョコレート系のマイルドな甘さと質感がある傾向。


(主な生産者)
フアン・カルロス・アマヤ(ラス・ウエルタス農園)など

次回は、【ポッソ・ネグロ】【サンチアゴ・プリングラ】【チャギーテ】の3つのエリアをご紹介する予定です。
いずれもモンテシージョ山脈の南に位置するエリアになります。