- 海外出張レポート
2012-09-24T14:23:04
第4回Rwanda Cup of Excellence2012審査会
ブルンジの翌週8月26日~31日、第4回目のルワンダCup of Excellenceが開催されました。ナショナルカッパー、生産者(ウォッシングステーション管理会社)のスキルが向上したのか、強烈なポテトフレーバーというのはありませんでした。ほとんどは、国内審査の段階ではじかれていたのではないかと思われます
カリブレーション
4種のカッピングでカリブレーション。組み合わせを変えて3セッション行い、他の審査員、ヘッドジャッジとの採点基準のすり合わせをして、本番に臨みました。
Round1
第1日目「60ロット」の内半分の「30ロット」が予定されていましたが、停電の影響か焙煎が間に合わず「13ロット」の2セッションのみに。第2日目は集中力・体力勝負の「47ロット」丸一日かけての5セッション。結果、合計29ロットが通過となりました。
Round 2
ラウンド1を85点以上で通過した「29 LOT」を再テスト。一度、審査したコーヒーを焙煎しなおして、採点します。26LOTが残り、カップオブエクセレンスに選ばれました。
Top10
さすがにトップ10のコーヒーは、どのコーヒーも生きたフレーバーがしっかりと出ており、クリーンな仕上がりでした。90点以上のプレジデンシャル1LOTという結果になりました。
総評
ルワンダは第4回目のCOE開催という事で、コーヒー従事者がサポートしているという事もありカッピングサポート体制は充実しており、きっちりと役割分担されていました。(注湯係、計量、グラインド、スプーン洗いの水の入替え、ペーパーの交換、床掃除、焙煎、カッピングテーブルセッティングなど・・・)カッピングルームがやや狭い事以外にはミスもなく非常に快適に過ごせました。生産者だけでなく、運営する人たちあってのCOEです。
ルワンダCOEのオークションは10月24日予定となっています。オークション直前には、受賞したコーヒーをカッピングする会も開催しますので、是非ご参加いただけたらと思います。
大阪支店 阪口
歓喜の表彰式 カッパーとスタッフたち